洋画版「スカッとジャパン」じゃねーか、完成度たけーなオイ【THE SHAWSHANK REDEMPTION(ショーシャンクの空に)】
こんにちは、よいちです!
突然ですが皆さん、好きな俳優さんはいらっしゃいますか?
私はレオナルド・デカプリオ、アーノルド・シュワルツェネッガー、と並びモーガン・フリーマンが大好きです!
(※クソ導入定期)
今回はそんなモーガン・フリーマンの出演する不朽の名作
【THE SHAWSHANK REDEMPTION】(邦題:ショーシャンクの空に)
を紹介します!
(動画はYOKOKUHEN MANIAさんからお借りしました。)
映画好きなら誰もが観たことはあるこちらの作品、遂に私も拝謁が叶いました(≧▽≦)
もう滅茶苦茶に面白くて、面白くて、面白い!(語彙力)
ヒューマンドラマが大好きな私としては本当に何で今まで観なかったんだろう、と後悔しました。これを読んでてまだ観てない人は一回先に観てきてください!(そして、できれば戻ってきて感想も読んでください笑)
それでは、あらすじ紹介行きます!
ーあらすじー
浮気した妻とその相手を殺害したとして容疑をかけられる主人公のアンディ。彼は無罪を主張するも、終身刑を言い渡されショーシャンク刑務所に送還されることに。そんな彼を待ち受けていたのは、刑務所での暴力と強姦という名の無慈悲な洗礼であった。
一方、ショーシャンク刑務所にて20年目の勤めを迎えるも、仮釈放を却下されてしまったもう一人の主人公レッド。刑務所に連れられてきたアンディに他とは違う印象を受ける。そんな彼とアンディが仲良くなるのに時間はあまりかからなかった。
レッドやその仲間達との生活に楽しみを見出すようになったアンディ。彼は理不尽な暴力に耐えながらも、元銀行員としての腕を使い看守や刑務所の所長に取り入ることに成功する。そしてアンディとレッドらは刑務所の環境を次第に良くしていくのだった。
そんなある日、刑務所に新たな囚人トミーがやってくる。彼はどうやらアンディの事件の真犯人を知っている様子であった。所長に掛け合うも、突っぱねられ死を仄めかすアンディ。それを切に心配するレッド。
果たして、アンディは冤罪を晴らすことができるのか。そして、二人の友情の結末は如何に。
ー感想ー(※ネタバレ注意)
この映画の何が好きかって、ヒューマンドラマとしての感動だけでなく、終盤の展開がどんでん返しっぽいところなんですよね!ラスト30分はほんとに画面に張り付いて観てしまいました。そして映画が終わった後の満足感は他の映画では類を見ないものでした。
というのも、この映画は構成と、伏線の貼り方・回収の仕方が巧妙だと思うんですよね。
(ここからガッツリネタバレしていきます)
この作品の特筆すべき点は、全体的に見た起承転結の「承」となるアンディが入所してからの囚人としての生活の部分に大きく2つの「転」があること。そして、「承」の部分が「転」となる脱獄シーンのためのミスリードになっていることです。
一つ目の「転」、ブルックスが仮出所になってからの一連のストーリー。正直、ブルックリンが自殺してしまう展開からそのままオチに持っていけないこともないと思います。刑務所から出る不安という、現実の囚人の苦悩に沿ったテーマも上手く描写されている。しかし、ここで話しをオトさず、アンディは刑務所の会計業務に深く関わるようになっていく。そして、二つ目の「転」はトミーが真犯人を知っていると発覚する場面です。ここから物語はラストに向かって収束していくことになります。
この「承」の部分でアンディは脱獄の準備を着々と進めていきます。ただ、その描写が「ヒューマンドラマ」としてあまりに自然。結果、登場人物は勿論観ている人も、例のシーンで「あっ」とさせられる。そして、貼った伏線を見事に回収した後の感動のオチ。お腹いっぱいです!
ー余談ー
モーガン・フリーマンの良さはやはりあの知的な言い回しとナレーション能力だと思うんですよね!もしこの映画を観て、「モーガン・フリーマンいいな」って思った方は是非『最高の人生の見つけ方』という映画もオススメします!