コロナで半年を家で過ごす留年生の映画日記

コロナのお陰で大学生活5年目の半分を自宅で過ごすことになったので、持て余した時間で観た映画の感想とか色々を少ない語彙力で語ります。。。

自由を勝ち取れ、若者たちよ【FOOTLOOSE】

みなさんこんにちは、よいちです!

みなさんは、理不尽なルールとか規制に対して反抗した経験はありますか?

私が通ってた高校では、自由意識の高い人間が多く、校則に対する反発が良くあったのを覚えています。

今回は、そんな権力に反発し自由を勝ち取ることをテーマにした映画を紹介します。

 

【FOOTLOOSE】

ーあらすじー

シカゴからとある事情でアメリカ中西部の町へ引っ越してきた主人公のレン。イカした高校生のレンはロックや踊りが大好きであったが、その町は彼の好きなロックやダンスパーティーが禁止されていた。そんな中、彼はヒロインであるエリエルと出会う。彼女もまたロックやダンスが好きであったが、父は神父でこの町で矢面に立ちそういったものは人を堕落させるとロックやダンスを糾弾する張本人であった。

次第に魅かれ合うレンとエリエル。しかし、エリエルは彼との関係をきっかけに父と喧嘩してしまう。

そんな中、町の若者たちと馴染んできたレンはダンスパーティーを企画するが。。。

果たして彼らはこの町にロックとダンスを取り戻せるのか?

そしてエリエルとその父の関係は如何に!

 

ー評価ー

テーマ:☆☆☆☆

音楽 :☆☆☆☆☆

感動 :☆☆☆

 

ー感想ー

テーマ性もしっかりしながら、劇中に使われる音楽がこちらをワクワクさせてくれる良い映画であったと思う。

この映画のテーマは「自由を勝ち取るための権力に対する闘争」というものと、もう一つ「異端者の来訪によるコミュニティの変化」があると思う。外の世界からやってきたものが今までの在り方を変えるという展開は良く目にするが、舞台を「当り前のことが禁止されている世界」にすることで、「当り前の権利」を取り戻すという、二つのテーマを上手くマッチさせた映画だと思う。

また、所々挟まれる音楽が各シーンに上手くマッチしていて、登場人物の内情を描写できていた。

最後のダンスシーンでは、若者たちの情熱が湧き出ていて思わず観ているこちらまで踊りたくなりました。

 

ーまとめー

世の中には色々なルールがあります。法律や憲法、校則や暗黙の了解など。ルールが存在しなければ人々はカオスに陥るし、自分を律するものとしてルールというものは必要でしょう。

しかし、中には何の目的であるのかわからないものや、人の自由を侵害し縛ってしまうものも存在します。ルールだけに限らず、大きな力に対しても、常に現状に満足せず、疑問を持って自分の自由を勝ち取る努力というものは必要だと思います。

私の母校では、昨今のコロナ事情を鑑みて休校を延ばすべきだという署名運動が行われその努力が実り、休校の延長措置がされたそうです。

皆さんも、もし理不尽だと思うことがあったらそれをただ受け入れるのではなく、戦ってみてはいかがでしょうか。