何とも語れない面白さ【Pulp Fiction(パルプ・フィクション)】
こんにちは、よいちです!
今回はあの、クエンティン・タランティーノ監督の有名な映画
【Pulp Fiction(パルプ・フィクション)】
について書いていきたいと思います。
この映画を観終わった私の最初の感想は、「これ、何が面白いのか全然わからんけど、なんかジワジワ来るなあ」って感じでした。これがタランティーノ節ってやつか(笑)
ーあらすじー
二人のギャング、ビンセントとジュールスやそのボスマーセルスの妻ミアや、ボクサーのブッチなど様々な人間の織りなす群像劇。ビンセントとミアの一晩の出来事を描いた「VINCENT VEGA & MARSELLUS WALLACE'S WIFE」、ブッチが大事な時計を取り戻す「THE GOLD WATCH」、そしてビンセントとジュールスのある朝を描いた「THE BONNIE SITUATION」の三つの短編から物語は成っている。
3つのドラマはいずれ一つに収束していくが、、、
ー感想ー(※ネタバレ注意?)
正直話すこともあまりないくらいこの物語には、メッセージ性がない。まさにただのパルプ、「扇情的な内容の出版物」のようである。きっとこの映画はそこが魅力なのだろう。
私はキャラクターが大儀を持って一つの終わりに向かって物語を紡ぐ映画や、大それたメッセージ性のある映画は割りと好きだ。でもこの映画にはそういうものがない。少なくとも私はそれを見出さなかった。
それぞれの登場人物が好きなように行動する。その行動の結果が絡み合って勝手に一つの流れになるだけだ。その様子は実際に生きた人間のようで、この作品はとある人間たちの人生の、とある時間を色んな視点で描いたに過ぎないのだろう。
人間とは滑稽で、それが面白い。私が感じた何とも言えない魅力は、まさに人間の魅力そのものなのかもしれない。
とか、とりあえず大それたことを言っておきます。そういうのが好きなので(笑)
ー終わりにー
みんなも一回タランティーノ作品観てみてください!
それだけ!