何とも語れない面白さ【Pulp Fiction(パルプ・フィクション)】
こんにちは、よいちです!
今回はあの、クエンティン・タランティーノ監督の有名な映画
【Pulp Fiction(パルプ・フィクション)】
について書いていきたいと思います。
この映画を観終わった私の最初の感想は、「これ、何が面白いのか全然わからんけど、なんかジワジワ来るなあ」って感じでした。これがタランティーノ節ってやつか(笑)
ーあらすじー
二人のギャング、ビンセントとジュールスやそのボスマーセルスの妻ミアや、ボクサーのブッチなど様々な人間の織りなす群像劇。ビンセントとミアの一晩の出来事を描いた「VINCENT VEGA & MARSELLUS WALLACE'S WIFE」、ブッチが大事な時計を取り戻す「THE GOLD WATCH」、そしてビンセントとジュールスのある朝を描いた「THE BONNIE SITUATION」の三つの短編から物語は成っている。
3つのドラマはいずれ一つに収束していくが、、、
ー感想ー(※ネタバレ注意?)
正直話すこともあまりないくらいこの物語には、メッセージ性がない。まさにただのパルプ、「扇情的な内容の出版物」のようである。きっとこの映画はそこが魅力なのだろう。
私はキャラクターが大儀を持って一つの終わりに向かって物語を紡ぐ映画や、大それたメッセージ性のある映画は割りと好きだ。でもこの映画にはそういうものがない。少なくとも私はそれを見出さなかった。
それぞれの登場人物が好きなように行動する。その行動の結果が絡み合って勝手に一つの流れになるだけだ。その様子は実際に生きた人間のようで、この作品はとある人間たちの人生の、とある時間を色んな視点で描いたに過ぎないのだろう。
人間とは滑稽で、それが面白い。私が感じた何とも言えない魅力は、まさに人間の魅力そのものなのかもしれない。
とか、とりあえず大それたことを言っておきます。そういうのが好きなので(笑)
ー終わりにー
みんなも一回タランティーノ作品観てみてください!
それだけ!
夢なんか見てないで、現実見ようぜ!【INCEPTION】
こんにちは、よいちです!
皆さん「胡蝶の夢」って知ってますか?自分は毎晩夢で蝶々となって自由に飛び回っていると思っているが、もしかしたら蝶々の方が人間として生きている夢を観ているかもしれない、という荘子の寓話です。
これは夢と現実の区別が付かない様として現代でも使われる言葉ですが、今回紹介するのはそんな夢と現実をテーマにしたお話
【INCEPTION】
です!
この映画、めちゃくちゃ面白かった!息をつく間もない展開、キャラクターや観ている人までもだます複雑なストーリー、そして解釈の別れるラスト。どれを取っても一級品!しかもなんとこの映画は、監督のクリストファー・ノーラン氏のオリジナル脚本から作られているそうで!この設定が複雑な作品を生み出した彼の頭の中を一度覗いてみたいものです。それでは早速あらすじに参りましょう!
ーあらすじー
他人の潜在意識に夢を介して潜入することができる主人公のコブは、依頼を受け人のアイデアを盗む仕事をして暮らしていた。
ある日彼は東方の実業家であるサイトーの潜在意識からアイデアを盗む仕事に古くからの仲間であるアーサーと共に挑むが、夢の中で元妻であるモルに邪魔されてしまい失敗してしまう。しかし、逆にサイトーに自身の犯罪履歴の抹消を成功報酬として、潜在意識へのアイデアの植え付け、「インセプション」の依頼を持ちかけられる。犯罪履歴が消えることで悲願である子供との再会が果たせるコブは依頼を引き受け、そのためのメンバーを集めることに。
夢の設計士のアリアドネ、偽造師のイームス、鎮静剤の調合師のユスフを集めチームを結成したコブは計画の準備に入る。そんな中アリアドネはモルが既に亡くなっていること、コブがモルとの記憶を元に彼女を夢で生かし続けていること、そしてコブとモルの過去を知る。そして遂に計画実行の時がやってくる。しかし、計画には思わぬ邪魔が!?
果たしてコブは無事依頼を果たして子供の再会を果たすことができるのか?
ー感想ー(※ネタバレ注意)
ご視聴お疲れさまでした!いやあ、夢の何階層だとか、どこが回想でどこが夢でどこが現実なのかとか、結構頭を使うお話でしたが。皆さんはあのラストをどう解釈したでしょうか?ここからは、私なりの解釈を少し話したいなと思います!
この映画を観終わった時私は「これはコブが仲間(特にサイトーとアリアドネ)の助けを得て今という現実を受け入れる話なんだな」と解釈しました。
モルを失ってからコブはリアルの世界に身を置きながらも、彼にとっての現実は「モルと過ごしていた過去」だった。コブは夢から醒める度にトーテムを回して自分のいる世界を確認していましたよね。彼は自分がいる世界が夢か現実かをトーテムに頼って判断していた。それが、ミッションの最後に自分の手で「夢の中のモルは自分で作った過去の投影でしかない。」とモルを殺すことでモルのいない世界を受け入れ、子供たちの元に帰ることができた。
最後、コブはトーテムを回すもその結末を見届けず、子供たちの元に駆け寄るんですよね。ここが、コブが自分にとっての現実を受け入れた何よりの証明だと思うんですよね。
ー最後にー
夢の中でいなくなってしまった人が出てくる、って割りと色んな人がする経験だと思うんです。私は良く失恋した相手との日常を夢で見て、起きたら「あ、夢か」って寂しくなる経験を良くしていたんですけど。でも夢の中で出てくるその人は過去の姿でしかなくて、現実のその人は変わりながら前に進んでいるんですよね。だから、そんな過去のその人と過去の自分を乗り越えなきゃならない。
この作品はそんな失恋の乗り越え方みたいなのも描いている気がして、私は別の観点でもこの作品が好きでした(笑)
最後にこの作品のテーマに少し合った、indigo la Endさんの「さよならベル」という曲を紹介して終わりたいと思います。
恋愛とは人生の分岐点である【One Day (ワン・デイ 23年のラブストーリー)】
こんにちは、よいちです!
皆さん、恋愛してますか?
今回は恋愛、友情、そして人生を題材にしたお話
【ワン・デイ 23年のラブストーリー】
についてお話していきたいと思います!
この映画は二人の男女の23年間を各年の一日(7月15日)に焦点を当てて描いた作品です。一年の間ってきっと色んなことが起こるもので、この映画を鑑賞する前は「無理やり繋げた感じが見て取れるんじゃないの?」とか、「演技に無理が出るんじゃない?」とか色々邪推をしたものですが、結論から言うと違和感は全く感じられず、二人の主人公を演じたアン・ハサウェイとジム・スタージェスも23年の経過を上手く演じた素晴らしい作品でした!
それでは早速あらすじに参りましょう!
ーあらすじー
始まりは1988年、大学の卒業式の後初めて言葉を交わすエマとデクスター。二人はお互いに魅力を感じエマの家に行くことになるが、色々あって行為までには至らず。次の日に一緒にデートをしようと約束をし、共に眠ることに。
(洋画の男女ってすぐセックスしようとしますよねえ。私も帰国子女のはずなんだけどなあ、おかしいなあ(ーー;))
兎にも角にも、二人は魅かれ合いつつも「親友」という関係性を選び、それぞれの人生を歩んでいく。物書きを目指しロンドンに上京するも芽が出ず、近所のレストランで働くエマ。一方テレビプロデューサーとしての華々しい生活を送るデクスター。しかし、そんな彼の人生に転機が訪れる。
23年間を経て色を変えていく二人の人生と関係性。その行きつく先にはどんな景色が待っているのだろうか。
ー感想ー(ネタバレ注意!)
泣きました。この映画のキービジュアルにもなっている、物語の終盤に二人が出逢った日にフラッシュバックするシーンが悲しすぎて、もう、、、
もしこの日デクスターの両親が来ていなかったら、二人の関係はどうなっていたのか、とか色々二人の人生に思いを馳せると何とも言えない感情がこみ上げてくるのです。
この作品を観ていた当初「普通の恋愛映画か」なんて考えていた私。しかし、そんなことは無かった。私なりにこの映画は「人生の分岐点」、「人生における困難と、その先」というテーマがあったように思えます。
人生って無数の分岐点があって、この作品はその分岐点を各年の7月15日というわかりやすいモノに置き換えて表していたんだと思います。もし出逢った日に「恋人」という関係になっていたら。もし、旅行先でデクスターの服が盗まれていなかったら。もし、デクスターが助けを求めた日にエマが会いに行っていたら。きっとそれぞれの分岐点で違うエンディングが待っていたんだと思います。でも、当人にはその結末はわからない。この辺りのテーマは「ラ・ラ・ランド」にも似たものを感じました。
また、エマを失ったデクスターにもその後の人生があります。この辺りは彼の父親の台詞が私の言葉に凄く染みました。
”I think the best thing you could do, would be to try to live your life, as if Emma was still here. ”
これは「今お前にできることは、エマがいると思って生き続けることだ。」という意味の台詞なのですが、デクスターの母は10年前に亡くなっているためこれは彼の心からの言葉だったのでしょう。この言葉をきっかけにデクスターは立ち直り、エマのいない人生を再び歩き出すのです。
ー終わりにー
この映画を観終わった後、昔友人の女性とした「友達と恋人の違いは何か」という議論を思い出しました。それって凄く曖昧なものできっと人によって答えは違うのでしょうけど、この映画を観て改めてその問いについて考えさせらました。また、この映画をきっかけに「今の自分へと導いた過去」というものを振る返ることができた気がします。
皆さんも是非、この映画を観て泣いて、各々が感じたことについて考えて下さればと思います。
追伸:平井堅の「瞳を閉じて」がこの映画にぴったりだと思って聞いてみたらもう一泣きしてしまいました(´;ω;`
自由を勝ち取れ、若者たちよ【FOOTLOOSE】
みなさんこんにちは、よいちです!
みなさんは、理不尽なルールとか規制に対して反抗した経験はありますか?
私が通ってた高校では、自由意識の高い人間が多く、校則に対する反発が良くあったのを覚えています。
今回は、そんな権力に反発し自由を勝ち取ることをテーマにした映画を紹介します。
【FOOTLOOSE】
ーあらすじー
シカゴからとある事情でアメリカ中西部の町へ引っ越してきた主人公のレン。イカした高校生のレンはロックや踊りが大好きであったが、その町は彼の好きなロックやダンスパーティーが禁止されていた。そんな中、彼はヒロインであるエリエルと出会う。彼女もまたロックやダンスが好きであったが、父は神父でこの町で矢面に立ちそういったものは人を堕落させるとロックやダンスを糾弾する張本人であった。
次第に魅かれ合うレンとエリエル。しかし、エリエルは彼との関係をきっかけに父と喧嘩してしまう。
そんな中、町の若者たちと馴染んできたレンはダンスパーティーを企画するが。。。
果たして彼らはこの町にロックとダンスを取り戻せるのか?
そしてエリエルとその父の関係は如何に!
ー評価ー
テーマ:☆☆☆☆
音楽 :☆☆☆☆☆
感動 :☆☆☆
ー感想ー
テーマ性もしっかりしながら、劇中に使われる音楽がこちらをワクワクさせてくれる良い映画であったと思う。
この映画のテーマは「自由を勝ち取るための権力に対する闘争」というものと、もう一つ「異端者の来訪によるコミュニティの変化」があると思う。外の世界からやってきたものが今までの在り方を変えるという展開は良く目にするが、舞台を「当り前のことが禁止されている世界」にすることで、「当り前の権利」を取り戻すという、二つのテーマを上手くマッチさせた映画だと思う。
また、所々挟まれる音楽が各シーンに上手くマッチしていて、登場人物の内情を描写できていた。
最後のダンスシーンでは、若者たちの情熱が湧き出ていて思わず観ているこちらまで踊りたくなりました。
ーまとめー
世の中には色々なルールがあります。法律や憲法、校則や暗黙の了解など。ルールが存在しなければ人々はカオスに陥るし、自分を律するものとしてルールというものは必要でしょう。
しかし、中には何の目的であるのかわからないものや、人の自由を侵害し縛ってしまうものも存在します。ルールだけに限らず、大きな力に対しても、常に現状に満足せず、疑問を持って自分の自由を勝ち取る努力というものは必要だと思います。
私の母校では、昨今のコロナ事情を鑑みて休校を延ばすべきだという署名運動が行われその努力が実り、休校の延長措置がされたそうです。
皆さんも、もし理不尽だと思うことがあったらそれをただ受け入れるのではなく、戦ってみてはいかがでしょうか。
地球最後の日、どう生きる?【DEEP IMPACT】
みなさんこんにちは、よいちです!
皆さんは自分が人生最後の日、誰とどこでどんな風に過ごしたいかって考えたことありますか?私はしみけんさんの「死とセックス税務署は突然やってくる」って言葉を聞いてから、常にその3つには対処できるよう心掛けて生きてます!
さて、今日紹介するのはそんな死の間際に人がどう行動するのか、その様子を描いた作品です。
【DEEP IMPACT】
ーあらすじー
天体観測をしている最中、星見表に存在しない星を見つけるレオ。報道社に勤め、偶然生物が絶滅する規模の隕石が地球に迫っていることを知ってしまうジェニー。隕石の軌道を変える任務のために集められたチーム。これらがこの物語の主人公。
チームはあと一歩のところで任務を失敗し、生死不明になってしまう。隕石を止める術を無くした人類は、隕石から身を守るためのシェルターに動員する人間の無作為に選別することを決定する。選ばれたものと選ばれなかったもの。きたるべき隕石衝突に向けてどう生きていくのか、人々は模索し始める。。。
ー評価ー
感動 :☆☆☆☆
残酷 :☆☆
テーマ:☆☆☆☆
ー感想ー
自分の命が終わってしまうかもしれない時、人がどういう決断をするのかを多角的に描写した作品。物語全体に大きな捻りがあるわけではなく、割りとなだらかに始まりしっとり終わる、といった印象を受けた。
派手さや映像美みたいなものが無い分、映画を観ながら、「自分だったらどうするか」という問いについてしみじみと考えることができた。
隕石が地球に衝突する間際、登場人物たちの選択には感動を隠せない。
また、ご都合主義に流されずしっかりと自然の残酷さを描いたからこそ、残ったものがまた未来を紡いでいくという、締めができたと思う。
ーまとめー
これを書いているたった今、少し大きな地震が来てビビッている私。
こういう映画を観る度に、私は「生きる意味」だとか、「人生の終わり方」について考えます。こういうテーマ関連で、好きな台詞がひとつあります。
「ボクらは意味の為に生きるんじゃない。生きた事に、意味を見出す為に生きているんだ。」
生きるということは、自然が織りなすただの事象で、そこに意味を見出すのは我々人間だけなのかもしれません。だからこそ、私は自分が人生を終える時にそこに意味を見出せるような生き方をしたいです。
人生は一度きり【Jumanji: Welcome to the Jungle~】
みなさまこんにちは、よいちです!
皆さんはゲームで遊ぶのは好きですか?私はいつも某戦争ゲームをオンライン通信で友達と通話しながら遊んでます。
ゲームはとても楽しい物ですが、もしそれが現実になったら怖いですよね。私なんて幾ら命があっても足りないと思います。
今日紹介するのは主人公達がゲームの世界に閉じ込められてしまうこんなお話。
【Jumanji: Welcome to the Junge】
ーあらすじー
主人公達4人はそれぞれの理由で居残りを命じられ、学校の地下室掃除をさせられてしまう。掃除中そこにあったゲーム「ジュマンジ」を見つけた4人は休憩がてら少し遊ぼうとするが、キャラ選択を終えるとゲームの中に引きずり込まれてしまう。
ゲーム内で、選択したキャラクターの身体で目覚める4人。どうやら、現実世界に戻る為にはゲームクリアする外ないらしい。現実世界とは全く違う容姿への戸惑いと、元来の自分へのコンプレックスや性格の違いから、お互いにぶつかり合いながらも困難を乗り越えゲームをクリアしていく4人。
果たして、4人はゲーム内に用意されたモンスターや敵を倒し、無事現実世界に戻ることができるのか!?
ー評価ー
笑い :☆☆☆☆☆
アクション:☆☆☆☆
感動 :☆☆☆
ー感想ー
一人でも、複数人で観ても楽しめる、ドタバタアクションコメディ!
笑いあり、冒険あり、少しの感動ありって感じの私好みの映画でした。
冒頭の現実とキャラの設定や容姿の違いからいきなり笑わせてくる感じ、良き。
また、ゲームキャラ役の俳優さん達の演技が、違和感なく現実の本人たちの雰囲気を出せていて良き。
各キャラの設定(特技、弱点など)がストーリーの要所やコメディ要素としてしっかり活かされていて良き。
気持ち程度の恋愛要素や、主人公達が自分のコンプレックスや抱える問題に向き合う感動要素も良き。
何も考えず笑いたいっていう時には是非この映画を観て欲しいです。
ーまとめー
この物語のテーマとして、人生は一度きりでそれをどう生きるかは自分次第、自分を見つめて変えていくことが重要、というものがある。
この話では、趣味趣向や関心の違う4人の人間が主役で、それぞれが全然違うお互いと関わったり、現実の自分と違うキャラクターの自分と向き合うことで、自分自身を受け入れ変わることができたと思う。
皆さんも時間のある今だからこそ、自分というものを見つめなおしてみては如何だろうか。
デデンデンデデン!!【The TERMINATOR】
皆さんこんにちは、よいちです!
私達の周りは機械で溢れてますね。
パソコン、スマホ、ゲームに、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ
。最近はALEXAなどの人口知能を搭載した家具なんかも出てきたとか!(^^)!
とても便利な時代になりましたね!
今回は34年前の1986年に公開されたにも関わらず、こんな時代を予見し機械と人間をテーマにしたアクション映画を紹介します!
【The TERMINATOR】
ーあらすじー
2026年、人間の作りだした防衛システムが意志を持ち核戦争を引き起こしてから数十年...世界は退廃し機械対人間の戦争が続いていた。
しかし、ジョン・コナーが人間側を勝利目前まで導く。ジョンの存在を歴史から抹消するため、機械側は人間型サイボーグである「ターミネーター」を過去に送り込みジョンの母、サラ・コナーを抹殺しようと画策する。
サラの抹殺を阻止するため、ジョンは未来からカイル・リースを送り込む。
未来に翻弄されるサラと、彼女を守るカイル、そしてターミネーターの命がけのチェイスが今始まる。。。
ー評価ー
緊迫感 :☆☆☆☆☆
タイムスリップ度:☆☆
グロさ :☆☆
ー感想ー
冒頭でも述べたが、現代の私達にとって機械というものは必要不可欠になっている。私が今このブログを書いているのもパソコンを使用しているし、映画を観るときはスマホを使っている。
この映画はテーマ性もさることながら、アクションという二つの観点で今の映画にも引けを取らない作品だと思えた。
テーマは単純で、もし私達の身の回りの機械が私達に牙を向いたら?という物。機械漬けにされた現代人からしたら想像もしたくない。しかし現代文明に生きるものとして、この問は避けて通れないものだろう。特に昨今、実際に人工知能に人としての権利を与える事例がでるなど、この作品での未来も近い将来起こりうるのだ。
もう一つはアクション。特に見どころはカーチェイスだ。
この昨今の映画ではCGなどを使ったものを恐らくはスタントを使って行っていることにおって、今見ても目減りしないくらいの迫力が出ている。だからこそ、ターミネーターに追われる恐怖と緊迫感を余すことなく観ているものも味わうことができるのだろう。
ーまとめー
この映画は、実は鑑賞は二度目で人生で初めて観た映画でもある。
改めて観てみると新たな発見が色々あって、現代に通ずるテーマ性と迫力のある展開で飽きることなく鑑賞することができた。
皆さまも良かったら、時間のある時に昔観た、好きだったあの映画をもう一度見返してみませんか?